編集者日記 No12

 季林書房をたちあげて約2年。

やっと、新刊2冊の出版が近づいてまいりました。
原稿はほぼ完成。
装丁などを整えているところです。

 並行して、出版物の流通についても模索中です。
このあたりが、なかなか大変そう…。
でも、それもチャレンジだと思って、楽しんでいきます!

季林書房、初めての出版
季林書房、初めての出版

 季林書房をたちあげて約2年。

やっと、新刊2冊の出版が近づいてまいりました。
原稿はほぼ完成。
装丁などを整えているところです。

 並行して、出版物の流通についても模索中です。
このあたりが、なかなか大変そう…。
でも、それもチャレンジだと思って、楽しんでいきます!

本のイラスト

 SNSの普及で読書文化が衰退したとよく言われます。
たしかにそれはあるのでしょう。
 そうは言っても、ネットの便利さは相当なもので、功罪あるとは言っても、もはや、生活には欠かせないツールですよね。

 でも、SNSと読書文化はケンカするものではなくて、調べてみれば、SNSを入り口にして、読書コミュニティや読書会、ひとり本屋さん、などなどと、読書を広める、いろんな活動があることも知りました。
 勇気づけられました。

 頭も心もやわらかく、デジタルもアナログも、どちらも活用して、季林書房の書籍を手に取ってもらえるようにしていきたいです😊

 ちょうどいまは、ススキの季節。
“幽霊の正体見たり枯れ尾花”
尾花はススキのこと。幽霊だと思ってよく見たら、風に揺れるススキだった。
恐怖心があると、何でもないものでさえ、恐ろしく見えてしまう、ってかんじでしょうか。
 出版不況、読書人口の減少、そんな“負のループ”とさえ言えそうな時代に、あえてそこに漕ぎ出していく季林書房ですが、見えない何かを心配するより、まずは、新しい本と一緒に歩き出します。

 新刊は、今年の年末か、来年年明けには、刊行予定です。
よろしくお願いいたします!