2025年夏学季講座
時代に杭を打つ!
〝敗戦〟とこの国の
〝瑕疵〟を考える!
開催日:2025年4月27日〜2025年7月13日

講座日程
■期間:
<全5 講> 2025 年4 月27 日~ 7 月13 日
*講外講は2025年7月20日(日)に実施予定。
テーマは未定です。
■日時:
下記日程参照<14時~16時>
*全講zoom・アーカイブで受講可能
■会場:
品川区民センター・きゅりあん
(JR 大井町駅下車1 分・ヤマダ電気の上階)
■受講料:
全講受講6,000円<5回分>
■附記:
各講毎、事前にPDFでレジュメを送付。
それに沿って講座は展開されます。
メールにてお申し込みください
講座内容
日本という国が、西欧列強に習い「国民国家」としてスタートして約160年ほど、対英米戦争の敗戦から今年でちょうど80年の年月が過ぎました。まさに〝歴史〟です。そんななか、気がついてみれば、いまの「この国」は政治・マスメディアのスキャンダル、フェイクや他者への毀損、自己責任の強制やら拝金主義、弱者への差別、そして鋭い対立を生む格差によって、すくなくない人びとが、こころの荒廃の淵に立たされているように見えます。
そこで考えてみたいのは、あの敗戦の要因からいまに至るまで日本人のあり方に何か大きな〝瑕疵〟があったのではないかという疑念です。「この国」に住むわたしたちが何を考えながら暮らしてきたか、はたして、あの未曾有の死者と混乱を招いた戦争から戦後までのあいだ、日本人が見上げた空には何が描かれていたか。〝昭和〟への懐古がなぜ生まれるかも含め、日本人は何を学び、何を学ばなかったのかを考えてみます。
日程とテーマ
■第1講[4月27日]
日中戦争と対英米戦前夜
~なぜ「この国」は戦争をしたのか?
■第2講[5月25日]
真珠湾奇襲から山本五十六の戦死まで
~〝熱狂〟と〝焦燥〟
■第3講[6月8日]
〝特攻〟の悲劇と「原爆」の惨劇
~〝抒情〟と〝合理〟の暴走!
■第4講[6月29日]
「東京裁判」とは何か?
~戦勝国の裁きと敗戦国からの遁走!
■第5講[7月13日]
憲法と民主主義
~〝敗戦〟からこの国は何を学んだか?
2025年夏学季講座「〝敗戦〟とこの国の〝瑕疵〟を考える!」のお申し込みは、NPO新人会講座担当までメールでお願いいたします。講座担当から、あらためてご案内のメールを差し上げます。
メールアドレスは以下のとおりです。
npo.shinjinkai1989@gmail.com
小峰修平まで
講師プロフィール
八柏龍紀(やがしわたつのり)・歴史家
慶應義塾大学法学部・文学部卒。歴史・社会哲学を中心に執筆・評論活動を行う。
東京大学全学自由ゼミ講師、『週刊金曜日』書評委員、淑徳大ETセンター講師、京都商工会議所「京都学」講師などを兼任し、現在「NPO 新人会・宏究学舎」講座を展開。著書に『戦後史を歩く』(情況出版)『「感動」禁止!』(ベスト新書)『日本人が知らない「天皇と生前退位」』(双葉社)、Kindle版『講座時代と表現者』等。