☆☆〝意外に知らない社会主義そして共産主義〟講座☆☆秋学季講座開講のお知らせです。

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世の中には、知ったふりして知らないこと。

 知らないふりして人の不幸を素通りする人。

 いろいろいます。

とりわけ、安倍晋三氏に向けて発射された銃弾からは、そのいろいろが見えてきて、旧統一教会(世界平和統一家庭連合 )の日本での教宣の凄まじさが見えはじめてきています。

  まだことの重大さが見えていないのは、自分の選挙だけにうつつをぬかし、すべて他人事の自民党などの利権政治家なんでしょうが・・・。

 それにしても心の弱った日本人を、

よくもまあ〝食い物〟にしたものです。

 日本人の莫大な献金が、すべて韓国の教団に集められ、それを遣って世界の要人に金をばらまく。

 異常なほどの講演料と出演料、献金・・・。

          <親鸞>

 べつに浄土真宗門徒じゃないけど、親鸞は『歎異抄』のなかで、「悪人正機」ということを言っています。

  ・・・善人なおもって往生を遂ぐ、

  いわんや悪人をや。
  しかるを世の人つねにいわく、
  「悪人なお往生す、

   いかにいわんや善人をや」。
  この条、

  一旦そのいわれあるに似たれども、

  本願他力の意趣に背けり。
   そのゆえは、自力作善の人は、

  ひとえに他力をたのむ心欠けたる間、

  弥陀の本願にあらず。
   しかれども、自力の心をひるがえして、

  他力をたのみたてまつれば、

  真実報土の往生を遂ぐるなり。
   煩悩具足の我らは
 いずれの行にても

  生死を離るることあるべからざるを

  憐れみたまいて

  願をおこしたまう本意、

  悪人成仏のためなれば、

  他力をたのみたてまつる悪人、

  もっとも往生の正因なり。
   よって善人だにこそ往生すれ、

  まして悪人は、と仰せ候いき。

 

 つまり、寺に多大な喜捨をしたり、献金したり、自分で救われようとする「自力作善」をなす人を、阿弥陀仏は救いませんよってこと。

 困難な人生、生きづらい世を、その日その日カスカスに生きていくしかない衆生、いつも不安で煩悩に苦しめられている人が、どうにもならず、ふと阿弥陀様への信心をなしたとき、そんな人びとを広大無辺の慈悲の心を持つ阿弥陀仏は救います。

 そもそも信仰するのに献金したり、教祖にすべてを捧げるなんてことは無駄なことだ。そう親鸞は喝破しているというわけです。

 お金や人生を、すべて教祖や教会に捧げる。それは一つの信仰の深さを競う競争の原理なんでしょう。教団はそれを利用して、莫大な利益を得る。

 宗教はそもそも競争を煽るものじゃない。人びとの平等と安心立命を願うものです。そうでない教徒は、集団心理に取り込まれ、〝狂徒〟と化して、他の狂徒と競う。どんどん「信仰誇り」の蟻地獄に落ちていくしかない。教団はその信徒にサタンのささやきをふりまく。

 そんなことも見えはじめました。

 さて、前置きはともかく、

 来月9月25日(日)から

 秋の講座をはじめます。

 テーマは、社会主義って何か? です。

 社会主義といっても、よくわかんない人が多いでしょう。いやそれは旧ソ連や中国、北朝鮮の全体主義国家のことを指す。ヤバい思想と見ている人もいるでしょう。ましてや共産主義なんて・・・。

 でも、その社会主義と共産主義はどこが違う? 社会主義って、ホントにヤバいの? ちかごろの経済学者が、市場原理主義や新自由主義の行き過ぎに、社会主義で対峙させるということが多くなりました。

 そもそも社会主義の起源をたどると、社会主義とは、人びとの平等を見据え、度外れた人間の欲望を抑制するって思想だったわけです。

 じゃ、どうしてプーチンや習近平や金正恩なんかが、威張ってるだろうか?

 あれは、ホントの社会主義だろうか。

 そんなことのあれやこれやを、知っている人、知らない人も含めて、お話しし、自由討議を通じて、考えていこうという企画です。

 ぜひご参加ください!

 以下概要です。

*NPO新人会・宏究学舎*

 2022年秋学季講座◆時代に杭を打つ!partⅧ◆
☆テーマ☆ 意外に知らない〝社会主義〟
          そして「共産主義」
 
◇期間:<全5講>2022年9月25日

          ~2023年1月22日
◇日時:毎回日曜日

<講座午前11時~12時:質疑応答約40分> 
  *全講zoom(質疑応答可)

  orアーカイブ(映像ファイル送付)
◇受講料:全講受講6000円<5回分>

  *大学生・高校生3000円
◇附記:各講毎、事前にPDFでレジュメ送付。

  それに沿って講座は展開されます。
【講座内容】
 社会主義とは何か? 民主主義とどう違うのか? 知ってるつもりでわからない。ましてや共産主義となると、ただ暗くて怖ろしい国のイメージしか湧いてこない。

 現在、そうした体制を標榜する国は、ロシア、中国、北朝鮮、キューバってところですが、ロシアのウクライナ侵攻、中国の香港弾圧と台湾への軍事力での脅し、どれをとっても嫌なイメージでしかありません。

 その一方、昨今の「市場原理主義」で蝕まれた格差や差別、絶対浮かび上がれない貧困を前にして、若手経済学者のピケティやマルクス・ガブリエル、斎藤幸平、さらに米大統領選挙に登場したバーニー・サンダースなどは〝社会主義〟の見直しを主張しています。さてどうしたものか。そこで、ここでしっかり〝社会主義〟そして「共産主義」について考えてみましょう!

・・・【日程とテーマ】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・第1講(9月25日):〝社会主義はヤバい?〟

  ~その起源、共産主義とどう違う?
・第2講(10月23日)

 〝日本人は社会主義が嫌い?〟

  ~大逆事件と2・26事件は?
・第3講(11月13日)

 〝ソ連・中国・北朝鮮・キューバ!〟

  ~社会主義は失敗したか?
・第4講(12月11日)

 〝戦後日本の社会主義とは?〟

  ~立民と共産は社会主義か?
・第5講(2023年1月22日)

 〝いまなぜ社会主義か?〟

  ~社会主義はヒューマニズムなのか?