4月27日初講日の
夏学季講座が
迫ってきました!
今回の講座のテーマは、ずばり、
〝日本の敗戦と東京裁判〟です!

<東京裁判の東條英機元首相>
戦後80年を経過し、いま「この国」には、政治も経済、そして世の中のありさまも〝混乱期=過渡期〟をむかえているかのようです。
戦前から盤踞していた「官僚制度」は、戦後の民主化改革でも解体されず、いまは電通、昔は昭和通商などといった〝中抜き〟業者と、戦前は軍部、戦後は自民党政府、そして官僚組織などとそれぞれ結託し、利権政治をはびこらしてきたのではないか。
そしてその結託のありようや利権配分の巧みさは、コロナ禍のときの給付金やマスクの配布にとどまらず、特別会計の闇など、さまざまにいまも固着化して利権化しているのではないか。
講座の問題提起は、まさにその地点にあります。
言うまでもなく「現代」のある姿は、過去の歴史の光芒が交錯する基盤の上に結ばれた〝実像〟と言えるでしょう。
1940年から、つまり対英米戦開戦前夜から東京裁判、アメリカ占領下から〝主権回復?〟した「戦後」まで、一気呵成に全5回の講座を展開します。
ぜひご参加いただき、みなさんとの〝対話〟の中から、いまのわたしたちの立っている地点の現実を考え、今後のわたしたち自身のありようを考えていきたいと思います。
ご参加については、
npo.shinjinkai1989@gmail.com
にメールをいただければと存じます。

それと、
いつものように、毎月15日になりました。
季林書房のホームページが更新されています。
あらたに、2024年秋学期講座の「シン・あたらしい憲法のはなし」が、アーカイブでご視聴できるようになりました。
こちらの方も、ぜひご参加いただけると幸いです。
また今月の【書評】は、
石井光太著『ルポ 誰が国語力を殺すのか』
(2022年文藝春秋社)です。
【編集者日記】とあわせて、お読みいただけるとうれしく存じます。

