編集者日記 No4

 寒くなってきました。 
冬のコート、着込み始めました。 
暗くなる時間もすっかり早くなり、街では、それを待っていたかのようにクリスマスイルミネーションが煌々と輝きはじめ、オルゴール音のようなクリスマスソングがエンドレスに鳴っています。 
クリスマスが終われば、焦ったように年末年始へ。 
こんなふうに毎年くりかえされる“いつもの景色”のなかにいると、なんだかわからないけど、落ち着かない気分になってしまいます。 
もちろん、とてもキレイなのですが・・・。 

わたしたちの思い 編集者日記no4

子どものころは素直にうれしかったこの時期。でも、大人になると、この混沌とした騒がしさで、ふと、“ざわざわした感覚”になることってありませんか? 
私だけかも? ですけど・・・。 

わたしたちの思い 編集者日記no4

 寒くなってきました。 
冬のコート、着込み始めました。 
暗くなる時間もすっかり早くなり、街では、それを待っていたかのようにクリスマスイルミネーションが煌々と輝きはじめ、オルゴール音のようなクリスマスソングがエンドレスに鳴っています。 
クリスマスが終われば、焦ったように年末年始へ。 
こんなふうに毎年くりかえされる“いつもの景色”のなかにいると、なんだかわからないけど、落ち着かない気分になってしまいます。 
もちろん、とてもキレイなのですが・・・。 

子どものころは素直にうれしかったこの時期。でも、大人になると、この混沌とした騒がしさで、ふと、“ざわざわした感覚”になることってありませんか? 
私だけかも? ですけど・・・。 


先日、湘南の海を散歩してきました。 
波の音ってけっこう音量は大きいのですが、その音は、やさしく耳を覆ってくれて、安心感をあたえてくれます。 不思議な安堵感でした。 

この心を落ち着かせる感覚は、いい音楽をきいたとき、いい絵画をみたとき、いい文章を読んだときに似ているかもしれません。 

あふれかえる電子音や電子文字に、容易に自分の感情をコントロールされ、知らず知らずに思考停止に陥りそうな社会を生きている今だからこそ、自分の感情や思考は、自分の意思で動かせるようにしていなければと、あらためて感じています。 

季林書房がつくる作品や対話の場が、いい思考を生み出すための役に立てたら・・・・。 
そんな思いを込めて、重いコートが脱げるころには新作を出せるよう、
がんばっています。 

ちょっと、お知らせです。 
講座<講外講>を、年明け1月26日(日)に予定しています。 
今回は「戦争と震災の痕を廻る(仮題)」コースで、東京から千葉方面を計画中です。 
詳細は次回の編集者日記でお知らせできそうです。 

それでは、みなさま、よいお年を♡